iPhoneボイスメモの音声を文字起こしするメリットと方法を解説

2024.06.282024.06.28

iPhoneボイスメモの音声を文字起こしするメリットと方法を解説

iPhoneユーザーであれば利用している方も多いであろう「ボイスメモ」。

手軽に音声を記録できるので、プライベートからビジネスシーンまで積極的に活用する方も多いようです。

本記事では、ボイスメモを文字起こしするメリットと方法を解説します。ボイスメモで録音した音声をより効果的に活用する参考にしてみてください。

ボイスメモとは 

「ボイスメモ」とは、iPhoneに標準機能として搭載されている音声録音アプリケーションのことです。簡単な操作で手軽に音声を録音できるので、日常からビジネスシーンまで幅広く使われています。

ボイスメモを文字起こしするメリット

iPhoneユーザーであれば手軽に使いやすいボイスメモですが、録音に特化したアプリケーションであるため文字起こしをする機能はありません(2024年6月時点)。

音声データは文字起こしをすることでより有効的な使い方ができる可能性があります。様々なシーンごとにボイスメモを文字起こしするメリットを紹介します。

文字起こしとは何か

文字起こしとは、音声をテキストに書き起こす作業のことです。「テープ起こし」「書き起こし」という表現が用いられることがありますが、いずれも同じものと考えてよいです。

シーンごとの文字起こしのメリット

文字起こしのメリットは「情報を可視化できること」です。音声だけでは、後から内容を振り返るのに不便であったり、全体を把握するのに時間がかかったりすることがあります。確認したい内容がデータのどのあたりかわからず最初から聞き直したり、うまく聞き取れず再生と巻き戻しを何度も繰り返すということもあるでしょう。音声のままだとタイトルだけで何の内容か思い出せず、再生しなくては内容がわからないということもあります。

その場にいなかった人に情報共有する際も、動画や音声のままだと不便が生じます。参加していない会議などの音声は内容が把握しづらく、チェックに時間がかかるのです。

文字として情報を可視化しておくことで、内容がまとまり、把握しやすくなり、確認したい箇所がわかりやすくなります。議事録作成や記事化といった作業が控えている場合は、それらの作業の効率化にもつながります。

具体的に次のようなシーンで文字起こしが活躍します。

・会議や打ち合わせ:会議や打ち合わせを録音・録画することはかなり一般的になりました。録画・録音データから文字起こしを行い、議事録を作成するケースも多いです。文字起こしなしで議事録を作成してしまうと次のようなことが起こる可能性があります。情報が網羅できない、誰のどういった発言か曖昧になりやすい、会議に参加していない人には伝わらない内容になる、など。

・インタビュー、ヒアリング、取材:例えば、自社サイトに掲載する導入事例、オウンドメディアのコンテンツといった、外部に見せる情報として使う場合、次のようなことに慎重になる必要があります。事実に即しているか、取り扱いにあたって関係者の確認を得ながら進められるか、など。相手先、外部が関係する業務だと、確認やすり合わせ、修正を、複数人の間で何度も往復することが多いです。「そもそもどういうった内容だったっけ?」と振り返りたいとき、文字起こしのデータがあるとスムーズに進行できます。

・セミナーや講演会:セミナーや講演会の文字起こしのメリットは、振り返りやすさです。セミナーや講演会によっては、レジュメ等の資料が用意され、それに基づいて進行されることもあるでしょう。しかし、大抵の場合、資料は話のおおまかな流れを示すものであり、内容の詳細まで触れていないことが多いです。録音可能な場であれば録音しておいて後から文字起こしし、内容の漏れなく残すことができます。セミナーや講演会の運営や進行に関わる部署であれば、文字起こしのデータを使って参加していない従業員の学びにもつながる社内資料を作ることもできます。

この他にも、ボイスメモを使った様々な音声で文字起こしが活躍する可能性があります。便利なボイスメモの機能と文字起こしの「情報可視化の力」を活用してみてください。

ボイスメモの文字起こしの方法

ボイスメモを文字起こしするメリットをお伝えしてきましたが、実際どのように文字起こしを行うかについても解説していきます。

一般的に文字起こしをする方法は次の3つです。

・人力で行う方法:録音した音声を聞き、一文字ずつ手で文字に起こしていく方法です。作業時間の目安として、1時間の音源で約3〜4時間、場合によっては10時間以上かかることもあるとされています。

・文字起こしのアプリ・ソフトウェア・ツールを活用する:先に述べたように、ボイスメモに付属した文字起こしの機能は今のところありません。そのため、文字起こしのツール・アプリ・ソフトウェアを別途準備する必要があります。この場合、①よりも効率的になる可能性がありますが完璧ではないと考えた方がよいです。人のチェックは必須になるため、作業時間や負担をゼロにすることはできません。

・業者に外注する方法:人の手による高いクオリティと作業負担減が期待できます。業者の選定方法は以下の記事でも解説していますので参考にしてみてください。

テープ起こしの業者はどう選ぶ? 比較ポイントを解説

文字起こしをプロに外注するメリット

文字起こしをプロに外注するメリットには次のようなことがあります。

・効率化や人件費削減につながる

・専門知識を活かして作業してもらえる

・高品質になる

・人の手による精密な作業が期待できる

ツール・アプリ・ソフトウェアの活用でも効率化を図れる可能性はありますが、精度が完璧ではないため、チェックや修正に時間がかかります。結果的にそれほど効率化につながらなかったというケースも多いです。プロに外注することで人力の文字起こしの強みと作業負担減を同時に実現することができます。

ただ、依頼する相手先によっては次のようなこともありますので、注意してください。

・情報漏洩リスク:データの受け渡しが発生するため、信用できる業者かどうか見極める必要があります。

・品質が保たれない可能性:「期待していたクオリティでなかった」というケースもあります。

・契約不履行リスク:しっかりと契約を結んでいれば起こりづらいケースですが、クラウドソーシング経由で依頼しトラブルになるというケースもあります。

こういったリスクを回避するためには、実績があり評判の良い業者に依頼するのがおすすめです。高いクオリティと安さを実現している業者も存在します。業者によって、サービスの内容や価格、強みが異なってくるため、自身のニーズに合った業者を選ぶとよいでしょう。

まとめ

いかがでしたか? この記事では、ボイスメモを文字起こしするメリットと方法を解説してきました。

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